チャレンジャーとして試合に挑み、チームの勢いを加速させる勝利を掴め
今節から神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で開催のホストゲーム3連戦へと突入する。3連戦の初戦は、前節で東芝ブレイブルーパス東京との全勝対決を制しリーグ戦負けなしで首位に立つ埼玉パナソニックワイルドナイツとの対戦だ。トップリーグ時代に5度頂点に立ち、リーグワン初代チャンピオンの埼玉WKは今季、王座奪還を狙う。「堅守速攻」のスタイルで、トライ数はこれまで64とリーグ1位。チームにはラグビーワールドカップ2023フランス大会に出場した日本代表11選手が揃い、野武士軍団ならぬ、まさにスター軍団といえる。さらに、今季限りで引退を表明しているラスボスHO堀江 翔太のプレーにも注目が集まる。神戸Sは対埼玉WK戦においてトップリーグ2003-2004以来勝ち星がないが、横浜キヤノンイーグルスが勝ち点「1」差で迫る中、プレーオフ進出圏内の4位をキープするためにも星を落とすことができない。チャレンジャーとして果敢に挑み、2ヶ月ぶりの地元神戸でのホストゲームで大きな1勝をマークする。(取材日:2024年3月14日)
CTB李 承信
2ヶ月ぶりの地元・神戸でのホストゲームです。会場である神戸総合運動公園ユニバー記念競技場は子供の頃から試合をしているので、プレーもしやすいです。ただ、昨季、ユニバー開催の埼玉WK戦では試合途中に負傷し、何もできずに敗れたという悔しさがあります。また、チームも埼玉WKには長い間勝つことができていません。相手はワールドクラスの選手が多く、強いチームであることは間違いないですが、神戸も4連勝し、自分たちのラグビーに対して自信が深まってきています。前節では反則が多く出てしまいましたが、全体的にはボールを繋いでアグレッシブなアタックができています。1人1人の役割が明確になっていて、全員が同じ絵を見ることができていますので、神戸ラグビーを存分に発揮して、Steel Matesの前で2003-2004シーズン以来の勝利したいと思います。
HO北出 卓也
今節はTL/LOリーグ戦通算50試合目のゲームです。昨季は怪我が重なり、なかなか出場機会がなかったのですが、今季はメディカルスタッフのお陰で体調も万全で、第1節から試合メンバーに入ることができています。節目の一戦は、全勝の埼玉WKとの対戦になりますが、相手に関係なく、自分たちのラグビーをやり切ることが重要になってきます。その中で、僕はグラウンドに出たら自分の役割をしっかり遂行したい。特にラインアウトのスローイングは、本来なら自分の強みではあるのですが、今季は精度が低くなっています。今節はラインアウトを含めてセットプレーを安定させて勝利に貢献したいと思います。
FB山中 亮平
埼玉WKは、前節でBL東京に勝利し全勝しています。そういうチームに勝てば、さらに勢いづく。もちろん相手は簡単に勝たせてはくれません。特に前節は反則が多かったという反省があります。規律の面を修正することはもちろん、すべての面で前節よりも成長したところを見せていきたい。シーズン序盤に比べるとプランの遂行力も上がってきていますので、今節でも準備してきたことをグラウンドで体現し勝利したいと思います。また、個人的には日本代表で一緒だった堀江(翔太)さんが今季限りで引退を表明していて、これが最後の試合になる可能性がありますので、ポジションは違いますが、対戦を楽しみたいと思います。
3月16日(土)14:30KICK OFF NTTリーグワン2023-24第10節
場所:神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
■埼玉WK戦登録メンバー
1 髙尾 時流
2 松岡 賢太
3 具 智元
4 ワイサケ・ララトゥブア
5 ブロディ・レタリック(共同キャプテン)※ゲームキャプテン
6 アマナキ サウマキ
7 アーディ・サベア
8 ティエナン・コストリー
9 日和佐 篤
10 ブリン・ガットランド
11 松永 貫汰
12 マイケル・リトル
13 李 承信
14 山下 楽平(共同キャプテン)
15 山中 亮平
16 北出 卓也
17 中島 イシレリ
18 山下 裕史
19 ジェラード・カウリートゥイオティ
20 今村 陽良
21 中嶋 大希
22 ラファエレ ティモシー
23 濱野 隼大
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