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  • 2024/5/22 09:00
  • 日産自動車株式会社

2年連続 兵庫県EV販売台数No.1※ 軽EVの日産サクラが、いま最も求められるワケ

 

環境意識の高まりを受け、注目度がアップしている電気自動車(EV)。そのEVで最も売れているのが日産のサクラだ。2023年度、サクラの販売台数は、輸入車も含めたEVの約41%を占め、5台のうち2台がサクラという売れ行きだ。注目を集める人気モデルの魅力を探ってみよう。

※2022年度(2022年4月~2023年3月)、2023年度(2023年4月~2024年3月)一般社団法人日本自動車販売協会連合会及び全国軽自動車協会連合会公表資料に基づく日産調べ

 

デビュー直後から圧倒的な支持。EVの5台に2台が日産サクラ


 

EVの販売台数は、ここ数年で一気に増えている。環境への意識のさらなる高まりの中、新型モデルの発売や、輸入車の新規ブランド参入が続き、日本でのEVの販売台数の増加に拍車をかけている。この数年でEV市場は約3倍以上の伸びだ。

※2018年度(2018年4月~2019年3月)~2023年度(2023年4月~2024年3月)一般社団法人日本自動車販売協会連合会及び全国軽自動車協会連合会公表資料に基づく日産調べ

そのEVの中でもズバ抜けた販売台数を誇るのがサクラだ。2023年度、サクラの販売台数は3万4083台。2022年度に引き続き、2年連続で47都道府県EV販売台数No.1をマークした。これは、軽自動車だけでなく、輸入車のEVも含めた中でのトップ。なんと、2023年度のEV販売台数の約41%をサクラが占めている。EV新車の5台に2台がサクラなのだ。

※日産調べ

 

「コスパ×タイパ」のベストな選択 自宅充電でカーライフをもっと快適に


 

一気に市場に浸透して、瞬く間に市民権を得たサクラだが、その人気の秘密はどこにあるのか?

オーナーの声を集めたところ、「国・地方からの補助金」、「自宅で充電できる(ガソリンスタンドに行かなくてよい)」、「燃料費(電気代)が安くすむ」、「静粛性」、「運転のしやすさ」などが購入時気に入った点の上位だったようだ(2023年3月 日産調べ)。

「国・地方からの補助金」について、サクラは国からの補助金55万円の対象になっている。充電にかかる電気代は実際の使い方によってまちまちだが、ひと月に1000km走り、すべて自宅充電でまかなったときの電気代は、サクラなら月に6000円ほどだろう。同じ1000kmを軽のガソリン車で考えると、燃料代は9500円ほど。なお、電気自動車は、出かけた先で充電することもあり、その場合の充電代が別途かかるが、トータルで月に数千円は安くすむ。また、電気自動車はエンジンがないので、エンジンオイルの交換費用も不要だ。

※WLTCモードで算出、日産同車格の軽自動車で比較
※走行:1000km/月、実電費6km/kWh、電気代単価31円/kWh
※実燃費18km/1リットル、ガソリン単価170円/1リットルで計算
※お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)、整備状況(タイヤの空気圧等)に応じて燃料消費率は異なります。

サクラは充電も簡単だ。自宅の壁などに設置した充電ケーブルホルダーなどからコネクターを持ってきて、カチッと挿し込むだけでいい。帰宅後に充電を始めて、翌朝に出かけるときには充電完了だ。自宅で充電できるのは、とても大きな魅力で、とにかくタイムパフォーマンスがいい。

※ご自宅で充電する場合、電気工事が必要となります。

 

空港で荷物の牽引車として活躍。自治体への導入も


 

JALエンジニアリングでは、サステナビリティ推進に向けて日産サクラを5台導入した。荷物の牽引車として活躍し「軽自動車とは思えないパワフルさ」、「経済的メリット」、「給油から充電に変わったことによる業務の効率化」などといった声が寄せられている。牽引車にとって「スタート時の加速感」は重要なポイントである。重い荷物を積んでいると発進が遅くなりがちだが、サクラはストレスのない加速が好評だ。また、サクラは格納庫に設置された充電スポットで充電ができるため、これまで給油のために移動していた時間を省き、作業の効率化に貢献している。

 

 

また、サクラは運転支援機能「e-Pedal Step」によって減速時には自動でブレーキランプが点灯する。時速30km以下で走行するJAL構内ではブレーキペダルに踏み替える頻度が少なく、安全性も向上した。

 

暮らしに根ざす軽自動車だから求められるもの


 

 

サクラの魅力に迫っていくと、優れた実力と、ランニングコストとタイムパフォーマンスのよさが際立つが、毎日に充実感や豊かさをもたらす価値もサクラの美点だ。

変化が激しく、常に新たな正解を求められる時代において賢い選択をするのは難しい。その中で、納得の行く一台はどれだろうか。電気で走り、洗練された内外観も持つ日産サクラ。この軽EVが新たな軽のスタンダードになる日はそう遠くはないだろう。

TEXT:伊藤治彦

 

 

【日産サクラ】

一充電走行距離:180km、急速充電時間:約40分、普通充電時間:約8時間(2.9kW充電器)、メーカー希望小売価格:2,548,700円~(さらに国の補助金55万円支給対象)

※WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
※一充電走行距離及び交流電力量消費率は、定められた試験条件下での数値であり、実際の走行条件等により大きく異なります

 

 

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