震災31年目も変わらぬ神戸の街、人々への思い。地域を代表して全力で戦う
兵庫県明石市出身の植田。これまでの4試合全試合で先発出場し、3トライをマークする。チームにとって特別な戦いでトライを決め、勝利に貢献したい。
第2節から現在3連勝中の神戸SはBR東京と対戦する。NZ代表89キャップを誇るSHペレナラがキャプテンを務めるBR東京は、前節トヨタVと対戦し19点のビハインドから逆転勝利、2連勝と勢いに乗る。しかし今節は相手がどこであろうと自分たちのラグビーを体現するだけだ。試合開催日の1月17日は、阪神・淡路大震災発生日。神戸市と兵庫県をホストエリアとするチームにとって忘れられない日である。昨季は震災発生から30年の節目であったが、31年目も特別な日であることは変わらない。レニーHCは「震災を経験した方にとって31年目も同じように大事な日です。我々は震災を風化させないように伝えていかなくてはいけない。神戸の街を代表して戦います」と言い、共同キャプテンの李は「神戸スティーラーズである以上、全員が誰を代表して戦うのかを理解しないといけない」と頷き、そのメンタリティを新しいメンバーに落とし込んできた。昨年同様「阪神淡路大震災1.17のつどい」に参加し、この一戦に臨む神戸Sは、神戸の街のため、人々のため、鎮魂の願いを込めて全力で戦い抜く。(取材日:1月15日)
NO8ソロモネ・フナキ
先発出場だった開幕戦は規律やボールキャリー時の姿勢が良くなくて、第2節は試合メンバーから外れてしまって。その後、指摘された課題の克服に取り組み、第3節、第4節はリザーブ、そして今節2度目となる先発出場のチャンスをもらいました。しかも、今節はチームにとって大きな意味を持つ試合です。入団してから映像を見たり、話を聞いたりして阪神・淡路大震災のことを知り、心が痛くなりました。BR東京はタフで強いチームですが、相手に関係なく今節は自分たちのやるべきことに集中する。神戸の人々のために良い試合をしたいですし、個人としては誰よりも激しくプレーし、勝利に貢献したいです

CTB李 承信
1月17日は神戸の街にとって特別な日です。僕らは誰を代表して戦うのか、シーズン前からチーム内で話をしていましたので、今節は特別な感情を持って臨むことになります。今、僕たちがラグビーをプレーできているのは、復興に尽力された神戸の街の方々や神戸製鋼所従業員の皆様のお陰です。恩返しという意味でも、強い神戸スティーラーズを見せたいという思いが強いです。前節は敵陣22m陣内に入ったところで取り切ることができずにフラストレーションの溜まる試合になりました。トライを取り切るプレーの精度を意識しながら、アグレッシブに前に出て、神戸Sらしいクリエイティブなラグビーを披露したいと思います

WTB植田 和磨
今節に向けて1月17日がどういう日であり、どういう日に試合が行われるのかを意思統一してきました。今節はチームにとって大切な試合です。チーム全員がそれを理解し、気持ちがひとつになっています。震災から神戸の街が復興し、今、ラグビーができていることに感謝しながら、神戸の街の方々や試合を見に来てくれる皆様に元気を与えられるようなプレーをしたい。個人的には前節に関してはランやハイボールキャッチで自分らしさを出すことができましたが、まだまだやれます!もっと貪欲にボールをもらいにいって、力強いボールキャリーとランのスキルで存在感を発揮し、勝利に貢献したい。特に相手WTBのメイン 平選手は日本代表で一緒にプレーしたことがあり、スキルフルで、ランだけでなく、いろんなオプションを持っている選手です。メイン選手にも負けないようにしたいと思います

NTTリーグワン2025-26第5節
大林組 MAKE BEYOND マッチ
1月17日(土)12:05キックオフ
場所:神戸総合運動公園ユニバー記念競技場
■BR東京戦登録メンバー
1 髙尾 時流
2 アッシュ・ディクソン
3 山下 裕史
4 ブロディ・レタリック(共同キャプテン)※ゲームキャプテン
5 ジェラード・カウリートゥイオティ
6 ティエナン・コストリー
7 アーディ・サベア
8 ソロモネ・フナキ
9 上村 樹輝
10 ブリン・ガットランド
11 イノケ・ブルア
12 李 承信(共同キャプテン)
13 アントン・レイナートブラウン
14 植田 和磨
15 松永 貫汰
16 シオネ・シメ・マウ
17 森脇 光
18 前田 翔
19 ワイサケ・ララトゥブア
20 ヴィリー・ポトヒエッター
21 日和佐 篤
22 マイケル・リトル
23 アタアタ・モエアキオラ
※14時35分からは「第12回全国女子ラグビーフットボール選手権大会」準決勝 PEARLS(女子関西大会優勝チーム) vs横河武蔵野Artemi-Stars(関東女子大会準優勝チーム)が行われます!リーグワンの試合チケットをお持ちの方はそのまま観戦可能ですので、トップレベルの男女ラグビーをぜひご堪能ください。
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