鍵は精度と規律。チームとしてベストなラグビーをやり切り、次のステージへ

リーグ戦を1位通過した神戸SがS東京ベイとの第18節から3週間を経てプレーオフトーナメント準決勝から参戦する。共同キャプテンの李はリーグ戦の戦いを終えて「試合を重ねるごとにチームとして成長することができました。特に最終節は順位を決める大事な一戦でした。そこでタフなゲームを勝ち切ることができたのは、プレーオフに向かう上でチームにとって自信になります」と振り返っていた。 神戸Sのラグビーをやれば、どのチームに対しても勝てる。それを証明したリーグ戦だったといえる。いよいよ舞台は負けると優勝がなくなる一発勝負のプレーオフへ。 リーグワン初制覇という目標達成のために1つ目の大きな関門である準決勝で迎え撃つのは、リーグ戦4位の東京SGだ。相手はアタッキングラグビーを掲げ、準々決勝ではチーム史上初のプレーオフに進出したBR東京を、後半44分、劇的な逆転トライで破り、準決勝へ。チームのスピリットでもある『NEVER GIVE UP』を体現した勝ちを得て、勢いに乗る。 李は「相手はモメンタム(勢い)があると思いますけど、ただ、フォーカスするのは、自分たちです。どれだけチームとしてベストなラグビーをできるのか。特に大事なのは、自分たちのやるべきラグビーの精度と規律です。プレーオフはその日強いチームが勝って、次のステージに行けます。キックオフから自分たちがやりたいラグビーを精度高くやり切りたい」と意気込んだ。 東京SGに対して神戸Sは今季リーグ戦で2度対戦し、2勝を挙げている。レニーHCは「プレーオフの戦いでは、リーグ戦の2試合の結果はまったく関係ありません。東京SGは素晴らしいコーチングされていて、スマートなチームです。間違いなく2試合を経た上で、準決勝に向けてのプランを持っていると思います。それに相手はもともとボールキープする能力が高く、ラインアウトも素晴らしい。我々はアタック、ディフェンスにおいて丁寧に、精度高くプレーしなければいけません。また、規律のところも重要になってきます。自陣で反則を取られると、相手はコーナーにキックを蹴ってラインアウトからのアタックで我々にダメージを与えてきます」と李と同じく精度と規律を鍵とし、気を引き締める。 準決勝では、第17節三重H戦で負傷した若きミッドフィルダー、イオアサが戦線復帰を果たし、『13番』で出場する。レニーHCは「身体が大きくて、アタック、ディフェンス両方でインパクトを残しています。チームにとってタリ(・イオアサ)が戻ってきたことは素晴らしい」と期待を込める。 レニーHCが指揮官に就任して3年目。神戸Sのラグビーをするための役割は皆の体に染み込んでいる。精度と規律を意識し、攻守でやるべきことをやる。プレーオフでも神戸Sのラグビーをやり切り、強さを証明する。(取材日:5月28日)
PR山下 裕史
「最終節から準決勝まで2週間空きましたが、リフレッシュして、チームは怪我人もなく良い練習ができています。東京SGは準々決勝を戦って勢いを得ていますが、神戸Sとしては試合の入りで一歩も引かずに向かっていくだけです。相手はアタッキングラグビーを標榜し、いいペネトレーターがいて、アタックにテンポが出た時は怖いチームですが、神戸Sは今シーズン、ディフェンスのスタッツがいいので、しっかり止めて、ターンオーバーを狙っていく。レニーHCの体制になって、チームの50キャップを達成した選手がかなり増えました。選手の経験値が高くなって、アタックでもディフェンスでもやることを理解し、自然と自分の役割が遂行できるようになっています。準決勝でもそれを発揮し、勝って次のステージに上がりたいと思います」

FLティエナン・コストリー
「対戦相手である東京SGは、フィジカルの強いFWに、WTBチェスリン・コルビ選手のように1対1が脅威であるBKの選手もいます。それに準々決勝では最後の最後まで諦めずに戦い続ける姿勢を見せて逆転勝利しました。リーグ戦では神戸Sは2勝することができましたが、決して簡単に勝てるチームではありません。だからこそ、僕たちは自分たちにフォーカスして、神戸Sのラグビーをしっかりやり切らなくてはいけません。自分たちのラグビーをやれば、どのチームでも勝てる。自信はあります!それをプレーオフでも証明します」

CTBタリ・イオアサ
「怪我はすっかり良くなって、プレーオフに向けての準備を楽しんでいますし、準決勝が楽しみで仕方ありません。それにチームメイトとラグビーができることにもワクワクしています。今シーズンはオールブラックスでもあるアルビー(レイナートブラウン)の隣でプレーし、たくさんの学びがありました。彼に対して感謝の思いがありますし、ほかの選手からもいろいろと教えてもらって成長することができました。アルビーをはじめ、このチームでプレーできるのは準決勝を含めて残り2試合です。まずは東京SG戦にフォーカスして、全員が自分の役割を遂行する。そうすれは自ずと結果はついてきます。個人としては周りとコミュニケーションを取りながら連携して、強みであるストロングキャリーやオフロードパスでチームに対して良いインパクトを与えることができるよう頑張ります!」

NTTリーグワン2025-26プレーオフトーナメント準決勝
5月30日(土)12:05キックオフ
場所:秩父宮ラグビー場
■東京SG戦登録メンバー
1髙尾 時流
2アッシュ・ディクソン
3山下 裕史
4ブロディ・レタリック(共同キャプテン)※ゲームキャプテン
5ジェラード・カウリートゥイオティ
6ティエナン・コストリー
7アーディ・サベア
8ワイサケ・ララトゥブア
9上村 樹輝
10李 承信
11イノケ・ブルア
12タリ・イオアサ
13アントン・レイナートブラウン
14植田 和磨
15上ノ坊 駿介
16松岡 賢太
17前田 翔
18具 智元
19小瀧 尚弘
20ソロモネ・フナキ
21中嶋 大希
22ブリン・ガットランド
23マイケル・リトル
※チームブースでは先着5,000名様にオリジナル応援ハリセンをプレゼント。リーグワン初制覇に向けて戦いに挑む神戸Sに熱き応援をよろしくお願いします!


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