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  • 2019/2/26 09:27
  • U5H(兵庫五国連邦、United 5 koku of HYOGO)プロジェクト

「兵庫は多様」だと言うけれど……あなたの「あるある」は?

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  • 「よそ行くと迷子になる……」 神戸・阪神の「あるある」、あなたにはどう?

  • 「神戸ビーフは もとは 但馬牛。でも言わない」 その奥ゆかしさが但馬「あるある」?

 「兵庫」と言われて、ピンとくるだろうか。「『どこ出身?』と聞かれたら、『神戸の隣』って答えてます。本当は西宮なんですけど、『兵庫県出身』と言っても伝わりにくいので」「いや『兵庫らしさ』と言われても、丹波は山だし、淡路は海だし、難しいですよね」 そんな声をよく耳にする。

 日本の中央にありながら、北は日本海、南は瀬戸内海を経て太平洋という、3つの海に面する兵庫県。冬のスポーツを楽しめる山があり、一方で夏のリゾート地として人気の島もある。神戸という日本有数の都市と港もありながら、近畿一の農業産出額を誇る農村地域という側面もある……。そのため兵庫県は、「日本の縮図」と呼ばれたりもする。

 たとえば、Twitterで関心のある項目を検索するための「ハッシュタグ(#)」を見てみよう。「#兵庫あるある」では、この記事を書いている本日の投稿だけでも、「日直のことを日番って言う」「甲子園球場も宝塚(※歌劇)も兵庫県! 大阪じゃないよ!」「はばタンの歌が普通に歌える」と出てきた。

 他にも「#兵庫あるある」の過去の投稿を見てみると、「小学校が土足で、上履きがない」「給食のデザートはとくれんのゼリー」「コープには『さん』づけ」などと並んでいる。ただし、この3つで「たしかに! あるある!」と思われた方は、神戸・阪神地域で育ったり、いまお住まいの方かもしれない。

 「多様すぎる」兵庫。同じ県内とはいえ、ある地域では「あるある」でも、隣の地域に行くと「ないない」と言われてしまう文化・風習も、数多く存在する。播磨の播州弁は他の地域では聞かないし、淡路以外でいわゆるベビーカステラを「ピンス焼き」と呼ぶことはない。 

 もちろん、「日本の縮図」と言われるほどの気候や自然環境の違いもあるが、歴史をひも解くと、さらにヒントが見えてきた。

 明治維新の年に成立し、昨年、県政150周年を迎えた兵庫県。しかしその以前は、ずっと「摂津(いわゆる神戸・阪神)」「播磨」「但馬」「丹波」「淡路」の5つの国に分かれていた。いつ始まったかというと、なんと律令時代、つまり遡ること1300年ほど前には、もうこの「五国」が成立していたのだという。

 つまり兵庫県では、千年以上、別の「国」として、5つの国が存立してきたのだ。すこし地域が異なり、すこし言葉が異なり、特産品が異なる5つの地域で、それぞれの家や集落がそれぞれの営みを続けてきたことになる。それでは、文化や風習に違いが生じるのも当然かもしれない。

 しかも、150年前の廃藩置県の際に、5つもの国がひとつの都道府県になったのは、日本で唯一、兵庫県のみだったという。つまり「兵庫県」は、スタートの時点からすでに、「日本一、多様な県」となる宿命を背負っていたといえる。

・「東西南北より 海側山側」(神戸・阪神)

・「祭りの時 仕事してたら 怒られました」(播磨)

・「いつの間にか オシャレな田舎」(丹波)

・「今や リゾートアイランド」(淡路)

・「神戸ビーフは もとは但馬牛 でも言わない」(但馬)

……あなたの「あるある」は、この中に見当たるだろうか?

 兵庫県が、それぞれのふるさと「あるある」エピソードを投稿で募る「U5H(兵庫五国連邦)」プロジェクトを始めたところ、ホームページには開設2週間で約14万のアクセスがあり、すでに400件を超えるそれぞれのエピソードが投稿されているという。

 兵庫県政150周年の翌年となる、2019年。県が成立する前の「五国」の「あるある」を切り口に、ワイワイガヤガヤとそれぞれの「ふるさと」を再発見してみるのも楽しいかもしれない。

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