今シーズン唯一のノエスタ開催試合 ホームで強豪を破って、3連勝を!
3試合を終えて、2勝1敗4位の神戸スティーラーズは、現在3位の東京サントリーサンゴリアスをノエビアスタジアム神戸で迎え撃つ。相手はリーグワン初年度準優勝、トップリーグ優勝5回を誇る、言わずと知れた強豪チームだ。「アグレッシブ・アタッキングラグビー」を標榜し、日本代表選手を多数擁する。初戦はクボタスピアーズ船橋・東京ベイにフィジカルバトルで後塵を拝し黒星を喫するも、続くNECグリーンロケッツ東葛戦では8トライを挙げ勝利。前節では前半18分にレッドカードが出て数的不利な中、横浜キヤノンイーグルスを撃破した。手ごわい相手だと言わざるを得ないが、同じアタッキングラグビー掲げるチームとして、プライドを賭けて戦う。神戸スティーラーズは、前節で負傷した橋本皓に代わり、南アフリカのブルズでキャプテンを務め、2021年の国内大会でチームを優勝に導いたマルセル・クッツェーをゲームキャプテンに据え、チーム一丸となって地元神戸での大事な一戦に臨む。
FLマルセル・クッツェー選手(ゲームキャプテン)
ゲームキャプテンに任命され、光栄に思います。橋本キャプテンが不在の状況で迎える強豪とビッグゲームですが、私を含めて全員が「やってやるぞ」という気持ちで、チームはひとつになっています。東京SGは、アタックのチーム。ディフェンスの精度を上げて、相手に自分たちのラグビーをさせないことが大事になってきます。また、前節は規律の面が課題として出ましたが、反則やミスが自分たちの首を絞めることになると全員が理解し自分の仕事をきっちり全うすることを意識して練習に取り組んできました。良い準備ができていますので3連勝に期待していてください。
HO北出 卓也選手
怪我から復帰し、この試合が移籍後、初の試合となります。神戸スティーラーズでのファーストキャップの試合が、古巣との一戦。緊張感と楽しみな気持ちが入り混じっています。加えて、試合会場のノエビアスタジアム神戸は、サントリー時代に3年前に行われた神戸戦で途中出場したグラウンドです。試合には敗れましたが、スタンドとの距離が近く一体感があり良い印象を持っています。神戸でのデビュー戦の会場が、ノエスタなのも楽しみです。試合では、フッカーとしてセットプレーを安定させ、流れを持ってくることができるようしたい。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。
FLサウマキ アマナキ選手
昨年6月日本代表合宿で肩を怪我し、ずっとリハビリ生活を送っていました。ようやく復帰することができ、試合が楽しみで仕方がありません。コンディションも100パーセント戻っています。日本代表復帰を目指していますので、これから試合に出て活躍してアピールしたい。持ち味はアタックですので、ボールキャリーでゲインラインを越えてチームに貢献できるようにします。
SO李 承信選手
これまで2勝1敗という成績です。失点は多いですが、ディフェンスシステムを修正しながら戦って行く中で選手全員の理解も深まってきていますし、試合を重ねるごとに良くなってきていると感じています。ただ、まだまだ満足のいく内容ではありませんので、東京SG戦に向けて、組織としてディフェンスができるように取り組んできました。自信をもってやりきりたいと思います。特にこの試合は、序盤戦の大事な一戦となります。ここで東京SGを破り、次節のS東京ベイ戦に向けて弾みをつけたい。チームとして全員が同じページを見て勝利し、Steel Matesと一緒にホームで笑いたいと思います。
FB山中 亮平選手
昨シーズンは日本代表から合流後、調子が上がらなかったのですが、今シーズンは、コンディションが良く、開幕戦から安定したプレーができています。東京SG戦でも自分の役割を果たし、周りとコミュニケーションを取ってチームを引っ張っていきたいと思います。また、この試合に関していうと、相手FBは代表で一緒にプレーしている松島選手です。フランスでプレーしていたこともあり「トップリーグ2020」以来の対決になります。松島選手はランニング能力が高いので、ボールを持った時はしっかり止めないと。東京SGは良いチームですが、今節は、ホストゲームです。応援してくれる地元のSteel Matesの前で神戸ラグビーを80分間やり切って、勝利したいと思います。
神戸新聞社デジタル推進局WEBマーケティング部
TEL:078-362-7329 FAX:078-336-3395
Mail:sales-ad@kobe-np.co.jp