交流戦の戦いがスタート!トヨタVとのフィジカルバトルを制して勝利を掴み取る。
前節でクボタスピアーズ船橋・東京ベイに21–25で惜敗し、同カンファレンス一巡目の戦いを2勝3敗と黒星先行で終えた神戸スティーラーズは、今節から交流戦に突入する。交流戦初戦の相手は、関西社会人リーグ、トップリーグ時代を通じて、幾多の名勝負を繰り広げてきたトヨタヴェルブリッツだ。トヨタVは、現在、リーグ戦4連敗中だが、フィジカルが強く、FWで勢いに乗られると手がつけられない。その中心選手が、2019年世界最優秀選手に選ばれた南アフリカ代表のFLピーターステフ・デュトイだ。神戸スティーラーズは、同じく南アフリカ代表のFLマルセル・クッツェー、今シーズン初出場のNo.8トコキオ ソシセニを筆頭に、フィジカルバトルを制すると気合いを込める。寒い中応援してくれるSteel Matesのためにも、寒さを吹き飛ばすような熱き戦いを見せ、地元・神戸で勝利したい。
FLマルセル・クッツェー選手(ゲームキャプテン)
前節は残念ながら敗れてしまいましたが、ディフェンスや規律、アタックでも緩かったところを締め直すことができ、チームとして自信をつけることができた試合になりました。前節でつかんだ自信を再び失うことがないように、今節では、すべてにおいてもう一段レベルを上げて、質の高いラグビーをしたい。トヨタVは、S東京ベイ同様にフィジカルが強いチームですし、世界最優秀選手に選ばれたこともあるデュトイ選手もいます。間違いなくフィジカルバトルが大きなポイントになる。FWは神戸のスタイルでフィジカルバトルを制し、BKに良いボールを供給する。そうすれば、BKがマジックを起こしてくれる。神戸の勝利を信じて、応援よろしくお願いします。
No.8トコキオ ソシセニ選手
昨シーズンは第1節で脳震盪を起こし、その後も怪我があり、結局2試合しか出場できませんでした。今シーズンはもっと試合に出たいと思い、神戸ラグビーによりフィットするために体重を15kg落としました。開幕以来、ずっと試合出場を狙っていたので、ようやくチャンスをもらうことができて気合いが入っています!対戦相手のトヨタVは、豊田自動織機時代に何度も練習試合をしていて、FWが大きくてフィジカルが強いチームという印象です。試合では強みであるディフェンス、ボールキャリーで貢献したい。体を張ったプレーをして勝利を引き寄せます。
WTB中 孝祐選手
プレシーズンは昨シーズンよりも試合に出ることができ、強みであるフィジカルが通用すると感じられるなど、開幕に向けて順調に仕上がっていたのですが、最後のゲームで怪我をしてしまって…。悔しさはありましたが、復帰後は、これまで以上にボールタッチの回数を増やせるよう取り組んできました。その部分は成果が出て、練習でもボールに絡めるようになってきています。初めての先発出場で、緊張はありますが、巡ってきたチャンスをいかしたい。試合では、内側の選手とコミュニケーションを取りながら役割を全うし、ウイングとしてトライをマークします!
FLヴィリー・ポトヒェッター選手
素晴らしいバックローの選手がたくさんいる中で、初めてメンバーに入ることができ、緊張と興奮が入り混じっています。入団以来、リーグワンで戦える体を作ろうと、ウエイトトレーニングに取り組み、5kg増量しました。もともとコンタクトプレーを強みにしていましたが、より高いレベルでプレーできるようになったと思います。試合に出たら、ディフェンスで体を張って、ジャッカルを決め、チームに勢いをもたらしたい。特にディフェンスは、ゲームの勝敗をわける重要な局面だと思いますので、これまで培ってきたことをすべて出し切ります。ぜひ試合会場に応援しに来てください。失望させません!
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