交流戦ホストゲーム2連戦で勝利を飾り、 リーグ後半戦に向けて弾みをつける！

1週間の休養期間を経て、再び熱き戦いがはじまる。前節では、これまでプレータイムがなかった選手や若手が躍動し、今シーズン好調の三菱重工相模原ダイナボアーズを破り、連敗を脱出した。今節は、地元・神戸で静岡ブルーレブズと対戦する。昨年11月、40分×3で行われたプレシーズンマッチの同カードでは、チャンスを数多く作るも仕留めきれずに、3本目に逆転を喫した（33–38）。今節では、プレシーズンマッチの時よりも成長した姿を見せたい。相手は2勝4敗1分ではあるが、固いディフェンスで失点数は150と、リーグ5位。また、安定したセットプレーで、特にスクラムに絶対の自信を持つ。ボールハンターかつスピードあるランニングでチームの核となる南アフリカ代表のNo.8クワッガ・スミスは要注意プレーヤーだ。マッチアップするのは、同じく南アフリカ代表のマルセル・クッツェー。両選手の対決も見どころの１つだ。神戸スティーラーズは、現在3勝4敗6位だが、巻き返しのチャンスはある。今節で勝利し、弾みをつけたい。 

CTBマイケル・リトル選手

古巣との一戦となった前節三菱重工相模原ダイナボアーズ戦に出場したかったのですが、怪我があり、今節より復帰することになりました。第4節東京サントリーサンゴリアス戦以来の試合なので、ワクワクしています。チームは、これまで積み上げてきた「神戸ラグビー」をやり切ることができず、厳しい状況が続きましたが、相模原DB戦で勝利し、ようやく光が見えてきました。ここから勝利を積み上げていけるようにしていきたいですし、私も攻守で自分の役割を遂行しチームに貢献したい。アタックではダイナミックなボールキャリーでチームに勢いを与え、ディフェンスについては、開幕当初からチームの課題でもありますので、私自身は、ビッグタックルやターンオーバーを狙うのではなく、周りとコミュニケーションを取りながら組織的に守れるようにしていきます。

FL橋本 皓選手（キャプテン）

第6節トヨタヴェルブリッツ戦で敗れ３連敗を喫した翌日、トレーニングマッチがあり、出場した選手が気持ちの入った試合をしました。この試合から学ぶことが多く、相模原DB戦ではディフェンス面では失点を重ねてしまいましたが、気持ちを前面に出して攻撃することで、準備してきたものを出すことができました。今節も良い1週間を過ごすことができましたし、ここから巻き返しを図りたい。静岡ブルーレブズは、黒星こそ先行していますが、埼玉ワイルドナイツにも良い試合をしていて、強いチームです。クワッガ・スミス選手をはじめとするキーマンたちを勢いづかせないようにし、逆に自分たちのラグビーをやり切って、ホームで勝利します！

HO松岡 賢太選手

今シーズンは、個人としてセットプレーと運動量にフォーカスし練習を積んできました。その成果が出て、開幕戦から先発出場できています。これまでの課題であったラインアウトでも自信を持ってスローイングができていますし、スクラムも良くなってきていると手応えを感じています。静岡ブルーレブズは、スクラムを強みとしています。トイメンの日野 剛志選手は日本代表で活躍していますが、僕もチームで北出（卓也）さんからアドバイスを受けていますので、学んできたことを試合でぶつけたい。相手の強みであるスクラムでプレッシャーをかけて相手に流れを与えないようにし、アタックではしっかりと走ってチームに勢いが出るようなプレーを心がけ勝利に繋げます！

SH日和佐 篤選手

前節も課題は出ましたが、チームとして良いラグビーができて、勝利しました。今週は難しいプレーを選択するのではなく、空いているスペースにしっかり走りこむなど、シンプルなことに特化して準備を進めてきました。チームは雰囲気も良く上り調子ですし、僕自身も好調です。先発の仕事は、試合の流れを作ることなので、良い流れで（中嶋）大希にバトンを繋げられるようにしたい。また、トップ４に入るには、もう負けることは許されません。対戦する静岡ブルーレブズはディフェンスが良いという印象がありますので、神戸のアタックで防御をぶち破って、ホームで勝利を飾り、前節で得た勢いを加速させたいと思います。