リーグワン初代チャンピオンに チャレンジャーとして挑み、3連勝を目指す
前節の静岡ブルーレヴズ戦で逆転勝利し、リーグ戦の成績を4勝4敗と五分に戻した神戸スティーラーズ。今節よりリーグ戦の後半戦へと突入する。ホームスタジアムに迎え撃つのは、リーグワン初代チャンピオンの埼玉パナソニックワイルドナイツだ。HO坂手 淳史、PR稲垣 啓太をはじめとする日本代表選手や、昨シーズン、アタアタ・モエアキオラとの対決が印象的な豪州代表WTBマリカ・コロインベテといったワールドクラスの選手が多数在籍。ディフェンスからのカウンターで、一気にトライを取るスタイルは健在で、現在、無敗でリーグ戦首位をひた走る。神戸スティーラーズは、プレーオフトーナメントに進出できる上位4位チームに入るためにも、もうこれ以上の負けは許されない。「僕たちは失うものは何もない。チャレンジするだけです」と前節終了後、WTB山下 楽平は今節に向けて意気込みを語っていた。王者に対し、ひたむきにプレーし、勝利をもぎ取る。
WTBアタアタ・モエアキオラ選手
埼玉WKは、昨シーズンも負けなしですし、今シーズンもこれまで無敗できています。昨シーズンの対戦では、2回とも後半で逆転されてしまい、悔しい負けを喫しました。今節は、昨シーズンのリベンジと連勝を伸ばして、チームの勢いをさらに加速させたいという思いがあります。今シーズンのチームは、良いラグビーができている時もありますが、それを80分間続けることができていないので、キックオフからノーサイドの瞬間まで気を抜くことなく精度高くプレーしないといけません。それに、最後までしっかり集中して戦わないと例えリードしていても逆転されてしまいます。80分間、攻守で自分たちのシステムをしっかりやり切ることや、個人としては特にボールキャリーの部分でチームに貢献できるようにします。
LO JD・シカリング選手
入団2シーズン目となり、日本のラグビーにも慣れてきて、個人的に開幕戦から良いパフォーマンスができています。前節に関しては、システムに忠実に動き、ラインアウトを3本スティールすることができました。セットプレーの安定は私の大きな仕事ですので、今節でも役割を果たし、フィールドプレーでもキャリーやタックルでチームに貢献します。埼玉WKはレベルの高い選手が多いですし、タフな試合になると思いますが、自分たちのやることに集中して、ゲームを楽しんで、ファンの皆様に勝利をお届けします。私自身は2試合連続でプレイヤー・オブ・ザ・マッチを目指します!
PR具 智元選手
日本代表の活動を終え、チームに帰ってきてから小さい怪我が続きました。ようやく万全の状態で試合に臨めます。久しぶりのゲームなので、ワクワクします。埼玉WKは1列目に代表の選手がおり、お互いに組み方を知っていますので、駆け引きを楽しみたい。昨シーズンはチームに貢献できず、Steel Matesをがっかりさせてしまったので、ここから試合に出続けて、恩返しができるようにしたいです。またW杯メンバーに入るためにも、今シーズンのリーグワンは大切なアピールの場なので、良いプレーをして、チームに勝利をもたらすことができるよう頑張ります。
FB山中 亮平選手
前半戦の8試合を振り返り、チームは課題も多いですが、自分たちのアタックができる時間が長くなってきましたし、ディフェンスも意識が変わってきて、完璧ではないですが、良くなってきています。チームの雰囲気も悪くありません。今節で対戦する埼玉WKは、ここまで全勝で来ていて、ラグビーファンは相手が勝つと思っていると思います。それを覆そうと、皆、気合が入っていますし、僕らは失うものがありません。チャレンジャーとして、ぶつかっていくだけです。僕も、攻守でハードワークし、ベテランとしてチームを引っ張っていきたいと思います。
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